謎解き古代文明 著:ASIOS
ASIOSとしては三冊目になる超常現象解説本。
今回のテーマは古代文明とオーパーツ。
ムーやアトランティスと言った定番の物が中心ながら、今回初見の物もチラホラ。
特に面白かったのは新郷村にあるキリストの墓に纏わる顛末。
これ自体は竹内文書絡みのデマだというのは有名な話だけど、元々は近くにある十和田湖の国定公園指定を巡るドタバタから、当時の村長が村おこしの一環としてブチ上げたものだったとは知らなかった。
これが昭和9年の話だというから、さながら最近流行のアニメと連係しての村おこしの大先輩のような話だけど、世界的な神様を引っ張り出すとはスケールが違うなぁ───まあ、神様で町興しならかみちゅ!もやってるけどさ(笑
けどこれ、直後に始まった戦中のキリスト教弾圧はどうやって乗り越えたんだろう?
単に田舎過ぎて誰も気がつかなかったのか、あまりにもバカらしくて相手にされなかったのか、どちらにしろ村おこしは失敗だったっという事になっちゃうけど(苦笑