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林譲治の架空戦記シリーズ。
戦闘で破損した艦艇を座礁させ、一種の要塞として防衛拠点化させるという妙な戦訓を積んだ日本海軍。
今度は戦闘でガダルカナルに座礁した重巡洋艦青葉を拠点として、迫り来る米軍に立ち向かう。
従来、無敵の対空兵器として扱われるか、対空兵器としては使い物にならないかのどちらかの扱い受けていた三式弾が、「使える対空兵器」にバージョンアップして登場。
単に「使える兵器」にするのではなく、「使える状況」を用意する運用戦術も込みなのが、実にこの作者らしいです。