スタートレックⅢ ミスター・スポックを探せ(ネタバレあり)
劇場版スタートレック第3弾。
第2弾カーンの逆襲の続編で、スポックの死の直後から物語がスタートします。
監督はスポック本人であるレナード・ニモイ。
以下ネタバレ
あらすじ
ミスタースポックの宇宙葬を終えて地球への帰途についたエンタープライズ。
そんな失意のカークの元を、スポックの父サレク大使が訪れ、まだスポックは生きていると伝えます。最初は信じられなかったカークですが、バルカン人の超能力により、スポックの魂はドクターマッコイと一体化していたのです。彼を蘇らせるには、マッコイと一体化した魂と、失われた肉体をバルカンの儀式で融合させる必要があります。
スポックの肉体が、前作の最後で発動したジェネシス装置の影響で復活した事を知ったカーク達ですが、軍の上層部は復活の儀式を信じず、カーク達にスポック捜索の許可を与えません。そこでカーク達は、前回の戦いのダメージが残るエンタープライズ号を強奪すると、惑星ジェネシス へと急行します。
惑星ジェネシスでは、ジェネシス計画のメンバーでカークの息子でもあるディビットが、バルカン人の少年を発見します。彼こそが復活したスポックでした。ジェネシス装置の不具合から急速に成長するスポック。そこにジェネシスの存在を察知したクリンゴンのバード・オブ・プレイが現れ、スポック達を捕虜にしてしまいます。
クリンゴンは、到着したカークたちにジェネシス計画のデータと人質の交換を求めて来ます。その交渉の最中、デイビットは見せしめに殺されてしまいました、怒りに震えるカーク。
彼はエンタープライズの艦内にクリンゴンをおびき寄せると、艦を自爆させて一網打尽にし、逆にクリンゴンのバード・オブ・プレイを乗取ってしまいます。
復讐を果たし、スポックを救い出したカークは、ただちにバルカン星に向かうと、スポックの肉体と魂を融合させ、無事彼を復活させたのでした。
死んだ息子の事より、復活したスポックの方が気になってしまうカーク。まあ、数日前まで存在も知らなかった息子より、数十年来の親友の方が気になるのは判らんでは無いのですが。
それにしてもバルカン人の復活の儀式。いくら時間が無かったとは言え、死ぬ前にちゃんと説明しておけばここまでの騒ぎにならずに済んだのに。バルカン人的にはちゃんと説明していた事になるんでしょうが、いい加減地球との文化の違いをちゃんと認識しなさいよ(苦笑
そしてあっさり自爆してしまうエンタープライズ。TNGの時もですが、この辺さばさばしているんですよねアメリカ人。ヤマトみたいに自爆させるだけで30分も使ったりしない。
シリーズ物という事で、海外での評価が低く、日本でも当時はかなり反応が悪かった覚えがあります。クリンゴンとの戦闘も今ひとつでしたしね。
スター・トレックⅢ ミスター・スポックを探せ!/リマスター版スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]
- 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
- 発売日: 2012/02/10
- メディア: DVD