海の冒険者たち 著:中田一太
今日の本は、新紀元社の看板シリーズTruth In Fantasyシリーズと同時にスタートしたものの、僅か3冊で終わってしまったFantasy Worldシリーズから『海の冒険者達』。
伝説のアルゴー号に始まり、バイキングやバッカニア、そして世界の海を支配した大英帝国まで、海にまつわる英雄や荒くれ者を集めた一冊。
非常に丁寧な作りで、それぞれの時代背景や政治状況などが懇切丁寧に説明されているのでとても勉強になるのですが、当の英雄や海賊達の話が尻切れトンボだったりして、どちらに比重を置いているのか首を傾げる部分も。
今はTruth In Fantasyの方でも海賊の本が出ているので、海賊の資料としてならそちらの方がお勧め。