アキバを食べる

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魔術士オーフェンはぐれ旅 約束の地で  著:秋田禎信

 オーフェン達が原大陸へ旅立ってから20年。
 犠牲を払いながらも開拓が進み、今ではキエサルヒマと国交が結ばれるようになった原大陸へ大陸魔術士同盟から三人の使者が送られる。
 かつて大陸最強と謳われながらも失脚し、今では牙の塔で最下級の教師となったプルート、そしてかつてのオーフェンの仲間レティシャとフォルテの子供、マヨールとその妹ペイジット。
 彼らの目的は、原大陸で魔術学校の校長となったオーフェンその人と会う事だった。


 エピローグだった前巻から打って変わって、今回は新世代のマヨールとペイジットに主人公が世代交代。
 相変わらず世界の命運を背負わされたまんまのオーフェン
 最強の魔術戦士となったマジク。
 いつのまにかオーフェン達と合流していたコルゴン。
 オーフェンの奥さんは何故か名前が出てこないんですが、昔は凄腕の剣士だったり、変なロールのかかった金髪だったり(苦笑)
 サリアやマギーもちらっと登場しますが、さすがにキースは行方不明になってました────神と相打ちになったみたいな事がさらっと書いてあった気もしますが、きっと気のせいでしょう。
 そしてようやく登場したラッツベイン以外のオーフェンの娘達。

 

 今回はキャラクターの顔見せと状況説明がメインなのか、マヨール達も状況に振り回されるだけで物語に動きを感じませんが、それこそ次の巻への期待大というものです。
 そして、今回は名前だけで出番の無かったハーティアに愛の手を、そしてラシィに出番を(笑

魔術士オーフェンはぐれ旅 約束の地で

魔術士オーフェンはぐれ旅 約束の地で