神田カレーグランプリ レポート
神保町のブックフェアに合わせて、今年から神田神保町一帯のカレー屋が集結する新しいイベント。
その名も神田カレーグランプリ。
20軒のカレー屋が集結し、食べた人達の投票で一位を決定するなかなかシビアなイベント。
ちなみに投票結果はボンディとシディークという神保町に通い慣れた人達にとっては予想された通りの結果で、正直拍子抜け。
スタート前の会場。
まだ人もまばら。左端に写っているのは、確かフジテレビのクルーだったと思う。
イベントスタート同時にとりついた一杯目は“ばる”のチーズカツカレー。
ところが、『包丁を忘れた』という信じられない理由で、他の店より10分遅れでスタート。
スタートダッシュでコレは痛い。
味は正直、可も不可も無い普通のカツカレーでしたが、なにより最初のつまずきで著しくイメージダウン。
来年は候補から外し決定ですな。
二杯目はガンディーマハルのキーマカレー。
その場でナンを焼く本場インドカレーでしたが、混み合った会場でナンは不利と判断してあえてライスカレーを注文。
他のお客がみんな甘口を注文していたので、あえて激辛口を注文してみましたが、確かにコレは辛い。これでは他のカレーの味が判らなくなってしまう。
なるほど、みんなが甘口を頼むのは故合っての事だったのね。
ちぃ一つ覚えた。
三杯目はチャボのホワイトカレー。
ホワイトカレーといえば北海道名物。それをあえて神保町で出しているのがこのお店。
実はホワイトカレーを食べるのはこれが始めてなのですが、見た目通りカレー風味のホワイトシチューそのまんまでちょっと拍子抜け。
牛乳が多いせいか、大きな鍋で大量に煮込んでいる他の店舗と違って、注文受けてから一杯ずつ作る為、時間がかかるのはこの手のイベントでは不利。
まあ、さっきの檄辛を中和するには丁度良いまろやかさでしたが。
四杯目は居酒屋どまん中のトマトチキンカレー。
トマトを煮込んだカレーに、バジルチキンとトマトソース、その名の通りトマトづくし。
トマトの酸味が強すぎて、カレーというより辛口トマトシチューをぶっかけて食べてる感じです。
トマト大好きな自分は無問題ですが、人によってはかなり辛いと思います。
たくさん食べられるよう一杯の量が少なめに設定されているとはいえ、四杯目ともなるとお腹いっぱい。
時間的にも12時を回ったせいか一気に人が増えてきたので、ここらで会場から撤退。
今回は珍しいイベントという事で、ボンディやキッチンカロリーと言った定番の店はあえて外して、行った事の無い店や、居酒屋などのカレーを中心に狙ってみました。
さすがに20店すべて回る事は出来ませんでしたが、今まで存在を知らなかったお店を何軒か発見できたので、今度行ってみたいと思います。
この後は、重たい腹を抱えながら神保町ブックフェスタと秋葉原に墜落した人工衛星を冷やかして帰りましたとさ。