沼津えび食堂鬼が島本店の巨大カツカレー
ラブライブとは関係なく所用で沼津まで来たところ、東名に乗る前に腹ごしらえをしようという事になり、沼津ぐるめ街道の一角にあった、いかにも胡散臭い看板のお店に車をゴー。
グルメ街道というのは、東名の沼津インターから市街に抜ける道にある飲食店やお土産屋さんの事。地元の特産品を食べられるお店やら、都内でも普通に食べられるチェーン店でまずらりと並んでおり、沼津へやって来た観光客の胃袋を満たしてきた……のも過去の話。
昔の沼津港はあまり観光地化されておらず、食堂やお土産屋さんもイマイチだったのですが、御存知の通り最近は開発も進み、以前はグルメ街道を利用していた観光客も、ほとんどが沼津港に取られてしまい、年々寂れる一方、と余所者にはに見えますが、実際どうなんでしょうね?
さて、こちらのお店、一見大型の居酒屋に見えますが、ランチメニュー云々の看板が見えたのでするっと入店。
なんか入り口に、海洋堂からミニフィギュアが発売されそうな人形が置いてあります。どうも看板娘らしいですが、全然店の雰囲気にあってません(苦笑)
休日のランチタイムですが客は我々だけ。
窓際の座敷に通されましたが、テーブル席と合わせて100人くらい入れそうです。
せっかく沼津に来たんだから刺し身でも食うか。
と思ったその時です。
メニューに燦然と輝く「ジャンボカツカレー」の文字を発見してしまったのです。
どれくらい盛り上がっていたかと言うと、メニューの写真を撮るのを忘れていたほどです(笑)
「せっかく沼津まで来たのにカレーかよ」という1分前の俺と同じ感想を口にする友人たちを無視していざ注文。
「ちょっとお時間頂きますがよろしいですか? 」
はいはい、ジャンボメニューはどこもそうですよね。問題ありませんよ。
待つこと20分。
やっと来ましたジャンボカツカレー。
メニューによると300グラムのカツと合わせて1キロあるそうです。
ではさっそくカレーを…………ん? なんだこりゃ?
カレーがしょっぱい。
辛いではなく、しょっぱい、塩辛いのです。
カレーを食べているというより、塩入れすぎた味噌汁かなにかのぶっかけを食ってるみたいです。
カレーを不味く作るのは難しいとよく言いますが、業務用カレーや市販のカレールーを使ってこんな味になるとはとうてい思えません。
という事は、この店オリジナルのカレーという事でしょうか?
だとしたら随分と個性的な味ですね。
友人たちにも一口食べて貰いましたが、みんな一様に変な顔をしています。
この記事を書きながらネットで検索したところ、このお店の看板メニューの一つらしく、みんな「美味しい」と言っているのですが、本当に同じ物を食べているのでしょうか?
それとも今日だけ調理ミス?
それでもなんとか半分くらいまで食べましたがここが限界。なんか身の程をわきまえずにジャンボメニューに挑戦した愚か者みたいな見た目になってしまってますが、いや、これは無理だって。
どちらにしろ、もう2度と来ることは無いでしょう。