アキバを食べる

オタクが食べ歩いたり、聖地巡礼先で食べ歩いたりするブログ。

マクロス・ザ・ライド〈下〉 著:小太刀右京

 バルキリー・エアレース“バンキッシュ”から始まったこのシリーズも、下巻ではストーリーが急転直下。
 人類の力を遙かに上回る「ブロトデビルンの遺産」を巡り、バンキッシュレーサーとテロリストに加えて、ギャラクシーの企業軍とSMSのマクロスクォーターも参戦して戦いはさらにヒートアップ。


 「エアレーサー達が古い機体をレストア/改造して使っている」と言ってVF−0やVF−1を登場させる一方、ギャラクシーとクォーターを登場させる事でYF−25以降の最新鋭機も登場させる。
 どんなバルキリーでも登場させる事が出来る、これはまさに設定の勝利

 

 主人公が元歌手のバルキリー乗りというのも、パイロットと歌手の物語を主人公一人に凝縮させる事で物語の流れをスムーズにしています。

 

 反面、三角関係の描写はイマイチでしたが。
 どちらかというと、脇役のタケルとマリスの関係の方が気になってしょうがないです。
 というか、マリスの話にはどっかでちゃんと決着つけて欲しいな。 

マクロス・ザ・ライド〈下〉 (DENGEKI HOBBY BOOKS)

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