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されど罪人は竜と踊る 1 ~Dances with the Dragons~ 著:浅井ラボ

 量子に作用し物理法則を制御する技術、『咒式』が一般的に普及した世界。
 一向に減らない請求書の山に生き埋めになりかかっていた攻性咒式士のガユスと剣士のギギナに舞い込んできたのは、国内でも有数の大物貴族の護衛依頼だった。
 厄介と思いつつ、仕事を持ち込んできた旧友への義理と請求書の数字に負けて仕事を受けた二人だったが、その裏には複雑怪奇な陰謀が待ち受けていた。

 

 大人の事情でスニーカーからガガガへ移籍してのシリーズ第一巻。
 スニーカー版より大幅に増補改訂されているそうだけど、スニーカー版は読んだ事無いので無問題。
 血生臭く暗い展開で暗黒ライトノベルとか呼ばれているそうなのでけっこう期待していたんだけど、いや嵩峰龍二や朝松健あたりならこれくらい普通だろう?

 

 杖や剣型の発動体に装填した銃弾型のカートリッジで術を行使するシステムはこっちの方が早いので、ベルカ式はこれがモトネタだったのかも?
 一方で「魔法の力」ではなく、化学物質や金属などを再構成して力を発揮する咒式の仕組みはハガレンに近く、日本のサブカル業界で『魔法が科学を装う』のが主流になった時期がなんとなく判る一冊でもある。  

されど罪人は竜と踊る 1 ~Dances with the Dragons~ (ガガガ文庫)

されど罪人は竜と踊る 1 ~Dances with the Dragons~ (ガガガ文庫)