アキバを食べる

オタクが食べ歩いたり、聖地巡礼先で食べ歩いたりするブログ。

核兵器図鑑

 ロクでも無い物ほど面白い。
 広島長崎に投下されたリトルボーイとファットマンから始まる米軍核兵器の歴史。
 発刊された時期が時期だけに、東側の兵器は掲載されていないにもかかわらず、これだけ面白いってのはどういう事?
「大爆発で敵機を一網打尽にする対空核ミサイル────けど使うのは自分達の真上に向かってです」
「大爆発で海底に潜んでいる潜水艦を叩きつぶす核爆雷────けど自分達も爆発で生じた大津波に巻き込まれます」
「歩兵部隊でも運用出来る人力で運べる核ロケット弾────けど自分達も爆発から逃げ切れません」
 と、狂気の沙汰を通り過ぎてお笑いの域に達した珍兵器のオンパレード。
 電子機器の性能が低かった頃の命中率を、破壊力で補おうとしたミサイルと爆雷は判らないでも無いが、そこら辺の歩兵が核弾頭を持ってえっちらおっちら戦場を歩いてまわる光景に疑問を抱かなかったのだろうかアメリカ人?
 さすが、歩哨が水爆を持ってる国は違うぜ(笑