アキバを食べる

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帝国海軍狙撃戦隊

帝国海軍狙撃戦隊 (ジョイ・ノベルス)

帝国海軍狙撃戦隊 (ジョイ・ノベルス)

 

 ベルサイユ条約で軍艦の建造が出来ないドイツは、条約の穴を突く形で「軍艦と同じ仕様の客船」を日本に発注。
 ワシントン条約で軍艦の建造が制限され、造船技術継承にすら差し障りが出ていた日本にとってみれば、ドイツの技術が手に入り、金まで貰えて、文字通りの渡りに船。
 ところが、日中戦争でドイツが中国側についた辺りから雲行きが怪しくなり、第2次大戦が始まった事で「客船」をドイツに引き渡せなくなった日本は、今度も渡りに船とばかりに「客船」を接収すると、装甲艦『鞍馬』と『生駒』として完成させたのだった。
 しかし、これら二隻をポケット戦艦として使うつもりだったドイツ人と違い、通商破壊用の戦艦など必要としていない日本────というか、こんな物を欲しがるのは世界中でもドイツ人くらいだ────は、いざ作った物の使い道に困り、試行錯誤を始める事に…………

 

 なんというか、日本がポケット戦艦を使うというネタは、独立戦艦小隊竜虎〈開戦篇〉 (トクマノベルズ)以来、架空戦記業界では鬼門っぽい気がする訳ですがね。