妖光の艦隊―災厄の開戦
太陽の異常活動によってあらゆる電波が使えなくなった世界が舞台の架空戦記。
擾乱の海とネタが被ってますが、こっちのほうが10年程発行が早いです。
擾乱の海ではまだ電波異常くらいしか起きていませんが、こっちでは地磁気の乱れや気候変動による大飢饉などが全地球規模で発生したアフターホロコースト一歩手前な状況。
どちらかというと、架空戦記というよりSFと呼んだ方が面白い状況設定です。
連絡機を運用する為に艦隊旗艦用の軽空母を量産したり、指揮通信能力を確保する為に、大和と武蔵を多数の連絡機を搭載した航空戦艦として建造してしまったりと、日本側の艦艇が面白い事になっているので、他国の装備がどう変わったのかちょっと楽しみ。